前回は、引っ越し時の水道の手続きについて、書いてきました。
今回は、ライフラインとして欠かせない電気を利用するにあたっての引っ越し手続きについて、書いていきたいと思います。手続き自体は簡単ですが、新電力などサービスが増えてきていることにより、サービスや申し込み方法が多様化しているため、ご注意くださいませ。今回は、九州にすんでいるため九州電力を利用した場合を例に、話をしていきたいと思います。
【準備することについて】
まずは、現在の契約内容を確認する必要があります。そこで、下記の書類を手元に準備し、契約内容を確認します。
①検針票等お客様番号がわかるもの
②契約者氏名・住所・電話番号・メールアドレス
③現在の電気利用住所
④引っ越し先の電気利用住所
⑤退去日及び引っ越し先での電気の利用開始予定日
これらの情報を準備したら、引っ越しの2週間から1か月前を目安に、電力会社に連絡をします。
【引っ越し前の物件での手続き】
引っ越しをする際には、住んでいる家の電気を止める手続きをしなければなりません。そのため、電話または案内フォームにて電力会社に連絡をしましょう。
①電力会社に電話または案内フォームにて、連絡を行う。
②現在、利用中の電力会社に連絡、電気の停止手続きをする。
③引っ越し当日に引っ越し元のブレーカーを下げ、電力の利用停止を行う。退去の前に宅内の分電盤のすべてのブレーカを切(OFF)にして退去。
④精算
※解約の場合は、ここまでで手続き終了。
【引っ越し後の物件での手続き】
引っ越し先についたらブレーカーを上げれば利用可能。ただブレーカーを上げるだけ。継続利用の場合は、特別な手続きは必要なし。
【新規で電力をつなぐ手続き】
新たに一人暮らしをされるかたもいるかと思います。その場合は、下記の手続きを行いましょう。入居の2週間前までに申し込みを行いましょう。
①電力会社の検討
②電話もしくは案内フォームにて、申込
③引っ越し先の住所、契約者氏名、申込予定の電気料金プラン、引っ越し日時、電気料金の支払方法等を準備して、申込書が届いたら契約して開通。
④入居後は、ブレーカーを入(ON)にして、使用開始。
以上が、引っ越しにおける電気の手続きについてです。基本的に、電気は大手電力会社を利用する形が定番となっていますので、手続きも簡単です。また、特に立ち合いなどの必要がないため、引っ越しの負担にならないのも、ありがたいポイントです。新電力を利用される場合は、昨今の社会情勢で提供停止をしている会社もあるため、注意して最新情報を確認するようにしましょう。
では、まったり~!