こんにちは、だつりょくまんです。今回はふるさと納税にかかる確定申告について、書いていきたいと思います。
以前、ふるさと納税は寄附をしただけでは終わらず、控除申告処理をしなければならないと書いてきました。
そこで、ふるさと納税をしている方は、ワンストップ特例申請を活用するか、確定申告を行う必要があります。では、確定申告が必要な方はどのような方でしょうか?
【ふるさと納税をした方で、確定申告が必要な方】
・自営業や不動産収入がある方
・年間2,000万円超えの給与・収入があった方
・医療費控除、住宅ローン控除や寄附金控除を受ける方
など、もともと確定申告をしなければならない方。その他、
・ワンストップ特例申請書を出していない方
・ワンストップ特例申請書
このように、ワンストップ特例申請を活用していても、確定申告をしなければならない場合があります。確定申告をする場合は、ワンストップ特例申請は無効化されるため、申告時に寄附金控除も忘れないようにしないといけません。
【確定申告に必要な書類関係】
・寄附金受領証明書(複数自治体に寄附をしている場合は、全自治体分。最近はふるさと納税サイトが出している証明書も有効。)
・対象期間の源泉徴収票
・還付金受取用口座番号
・マイナンバーカード(マイナンバー通知カード+本人確認書類)
【確定申告の時期】
毎年、2月中旬から3月中旬。
2023年は、2月16日(木)~3月15日(水)
【確定申告の流れ】
まずは、確定申告書を作成します。作成に当たっては、好きなシステムを使用したり、税理士にお願いしたり、国税庁が提供している確定申告書等作成コーナーを参考にするのもよいかと思います。
作成をしたら、確定申告書を下記の方法で提出します。
①e-Tax(電子申告)で申告(事前に利用開始のための手続きが必要)
②手書きやパソコン印刷で作成した申告書を、住所地等の所轄の税務署へ郵送(又は持参)
申告書を提出・受理をされたら、実際に控除が始まります。
【控除の開始時期】
前年の1/1~12/31に寄附を行ったふるさと納税分を、2月中旬~3月中旬の期間に確定申告を行う。所得税は、確定申告後のおよそ1~2か月後に還付(4~5月)。住民税は、確定申告後6月から翌年5月まで毎月控除。
というように、ワンストップ特例申請を活用できない方は、確定申告も忘れずに行ってください。申告までが一つのふるさと納税。お忘れなく。
では、まったり~!