だつりょくまんのブログ

ゆったり、まったり、、、

【お金の話】FP(ファイナンシャルプランナー)資格について

 こんにちは、だつりょくまんです。前回は、ライフプランについて、書いてきました。

 

 今回は、FP(ファイナンシャルプランナー)資格と検定の種類について、書いていきたいと思います。

【日本FP協会の資格(CFP®・AFP)とFP技能士の関係】

 FPとしての力量を測ったり、FPとしての実績や信頼を示すものとして、一般的に普及している資格や検定には、NPO法人 日本FP協会が認定する「CFP®資格」(上級資格)及び「AFP資格」と、国家検定であるFP技能士(1~3級)があります。

 日本FP協会では、AFP資格の認定要件としてAFP認定研修の修了と2級FP技能検定の合格を必須としています。

【信頼の証となる日本FP協会認定の「CFP®資格」と「AFP資格」】

AFP資格

 2級FP技能検定の合格とAFP認定研修の修了といった要件を満たし、日本FP協会へ登録することで、付与される資格。2年ごとの資格更新に所定の継続教育が義務付けられており、常に知識とスキルの向上を行っています。

 AFP認定者は、基本的なインタビュー技術、提案書の作成技術、プラン実行援助のためのさまざまな知識を有しています。日本全体では約16万人(2022年3月現在)が活躍しているようです。

種類:日本FP協会の認定資格

認定のための主な要件:AFP認定研修の受講修了and 2級FP技能検定に合格

必要な試験:2級FP技能検定(試験実施期間:日本FP協会or金融財政事情研究会、受験資格:AFP認定研修の受講修了者or 3級FP技能検定合格者or FP実務経験2年以上)

CFP®資格(上級資格)

 北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界25か国・地域(2023年2月現在)で認められた世界水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できる、プロフェッショナルであることを証明する資格です。AFP資格と同様に2年ごとの資格更新に所定の継続教育が義務付けられています。国際CFP®組織FPSBとのライセンス契約の下に日本FP協会が認定しており、約2.5万人(2023年2月現在)が日本全国で活躍しています。

種類:日本FP協会の認定資格

認定のための主な要件:AFP認定者and CFP®資格審査試験に合格and CFP®エントリー研修修了and一定の実務経験

必要な試験:CFP®資格審査試験(試験実施機関:日本FP協会、受験資格:AFP認定者or協会指定大学院の所定課程修了)

 

とこのように、大きく分けて2つの資格があります。では、FP技能検定とはどのようなものなのでしょうか?

【FP技能検定とは】

 ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)は、厚生労働大臣より指定を受けて日本FP協会が実施する国家検定です。

 FP技能検定には、1級、2級、3級の等級があり、それぞれに学科試験と実技試験が設けられています。学科試験と実技試験は同日に実施され、両方の試験を受験可能です。日本FP協会の学科試験は2級、3級のみで1級の実施はなく、実技試験の科目は1級、2級、3級いずれも「資産設計提案業務」となっています。

 学科試験と実技試験、両方に合格すると合格証書が発行され、等級ごとに「ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗ることができます。

 また、学科試験もしくは実技試験のいずれかに合格すると一部合格証(兼結果通知)が発行され、「合格した試験実施日の翌々年度末」までに限り、次回以降に合格している試験を免除できます。

試験実施機関と実技科目

 FP技能検定の視程試験機関は、「日本FP協会」と「一般社団法人 金融財政事情研究会」の2つの団体があり、日本FP協会では2級、3級の「学科試験」と「実技試験(資産設計提案業務)」、1級の「実技試験(資産設計提案業務)」を実施しています。

【実技科目】

  1級 2級 3級
日本FP協会
※1
資産設計提案業務
(学科試験は実施していません)
資産設計提案業務 資産設計提案業務
一般社団法人
金融財政事情研究会
※2
資産相談業務 個人資産相談業務
中小事業主資産相談業務
生保顧客資産相談業務
損保顧客資産相談業務
個人資産相談業務
保険顧客相談業務

技能士の表記について(名刺等への表示について)】

 技能検定の合格者の名称については、職業能力開発促進法において、定めがありますので、FPの資格を持っているかどうかは、名刺を確認すると分かります。

(技能検定に合格した者は、技能士と称することができ、合格した技能検定に係る職種及び等級を表示する。)

 

 このようにファイナンシャルプランニング技能士になるためには、厳しい資格試験を乗り越えた方のみです。そのため、HPや名刺等でしっかりと確認をし相談をしてみましょう。試験を受ける方は、勉強が必要ですので、一緒に頑張りましょう。

 

 では、まったり~!