皆さんこんにちは、だつりょくまんです。
今回は、読書感想について、書いていきたいと思います。
【読んだ本の紹介】
タイトル:札幌刑務所4泊5日
著 者:東 直己
発 行 所:株式会社 光文社
時 期:2004年6月20日初版発行
【この本を選んだ理由】
この本は、父親の本棚にあり、タイトルだけを見て読んでみようと思い手にしました。中身を見ていなかったため、ドキュメンタリーものの感動小説と思い、読んでみることになりました。
【概要について】
原動機付き自転車で48キロの速度を出し、18キロオーバーで警察に止められ、切符を切られた著者。通常であれば、速やかに反則金である7千円を支払い終了するもの。しかし、刑務所に入りたいという単なる好奇心から、刑務所入りを切望する(ライターという仕事をしているため、色々と経験をしたいということもある)。最初の難関である刑務所への入所を、色々と苦戦しながらも見事達成し、無事に入所することができた。入所した日常について、書いてあるノンフィクションドラマです。(感動モノではない。w)
【読んだ感想について】
著者の発想が面白いと感じる作品です。一般的に、刑務所に入ることというのは、よっぽど悪いことをしないと入れません。というか入りません。しかし、著者はスピードを18キロオーバーで刑務所に入るという前代未聞のことをやってのけました。ライターならではの好奇心で、刑務所に入るという発想がすごい。奥さんや子ども等家族がいる中でこれを行える勇気に感動しました。
内容としては、最初、刑務所に入りたい著者と絶対に入れたくない警察・検察が争います。しかし、前回の反省をいかし、今回は忍耐力で無事に著者が入所を勝ち取ります。その後、刑務所に入所し、罪を償うことに。刑務所ならではの厳しい規律があったり、自由に行動ができなかったりと、本当の刑務所の中身を教えてくれる。それだけでなく、犯罪者の中にも人情がある方もいて、面白い。
そんな日ごろ経験できない日常を面白おかしく、また、忠実に教えてくれる作品でした。内容をみて面白いと思いましたが、くれぐれも刑務所には入らないように気を付けたいものです。
では、まったり~!
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