みなさんこんにちは、だつりょくまんです。
今回は、読書感想について、書いていきたいと思います。
【読んだ本の紹介】
タイトル:へんな判決
著 者:のり・たまみ
発 行 所:株式会社ポプラ社
時 期:2008年8月10日第1刷発行
【この本を選んだ理由】
この本は、家の本棚にあり、タイトルとイラストに惹かれ手に取りました。裁判は難しく非日常的な問題のため、日ごろであれば、裁判に関する~や判決という文字だけで、難しいのいやだアレルギーが出て本をみないところです。しかし、キャッチーなタイトルとイラストが、その壁を取り払って本を手に取っていました。
【概要について】
世界各国のとんでもない訴えと判決を、面白おかしく解説している本です。日ごろテレビで放映されるニュースは、殺人等重大な事件ばかりで、裁判というと難しい世界と感じます。しかし、本書では、世界の珍事件?を取り上げているため、面白おかしく読み進められる内容ばかりです。結婚前に整形していたことを隠していたため離婚裁判を起こしたり、神様を相手取って裁判をしたいという訴えがあったりと、、、色々な裁判を紹介し面白い解説がなされています。
【読んだ感想について】
日本だけでなく世界各国で行われた裁判も取り上げている本で、どの裁判も面白い。ひとつの裁判を見開き1ページで書いているため、とても読みやすく、すきま時間で読むことができます。(しかし、電車の中や会議の合間に見てしまうと、くすっとしてしまうので、ご注意くださいませ。)
本書の中に、実態がない神様を相手取って訴えをおこすという裁判がありましたが、訴えた人の発想力にとても驚かされ、また、感心しました。一方で、私は神であるからお金が欲しいという人も現れたり、、、その二人で裁判してもらうと面白そうだなと思いますが、いかがでしょうか?
そのような裁判・判決も面白いのですが、なんといってもその解説が面白い。いろいろな裁判を見ているからこそ、わかりやすい丁寧な説明がなされ、他の事例との関連も教えてくれる。とても勉強になるなぁと思っていたら、最後にくすっと笑わせてくれる、ギャグで締めていたり、、、
この本は、抵抗感を持たずに読み進めることができると思いますので、ネタ好きの方におすすめしたい一冊です。
私自身もいつか裁判を傍聴して、このような面白い内容を真剣に審議する場所で、笑いをこらえながら聞きたいと思います。
では、まったり~!