前回は、登る山を決め、天気を確認するとお伝えしました。
ここからは、実際に何を準備するかを説明いたします。
日帰り登山をする場合、私は下記のものを準備します。
■必ず必要なもの
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登山靴
スニーカーで登る人もいますが、私は、低山ハイクでも登山靴を履くようにしています。
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厚手の靴下
登山靴を購入する際に、一緒に買うことになると思いますが、厚手の靴下をはかないと靴擦れ等をおこしますのでご注意を!
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動きやすい服装
登山も立派なスポーツです。そのため、もちろん動きやすい服装が最適です。ただし、夏の暑い時期だからといって、半袖半ズボンはやめましょう。木や草に攻撃されたり、蚊などの虫と友達になったり、日焼けにやられたりが好きな人はどうぞ!
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帽子
帽子は紫外線から肌を守る効果もありますが、何よりも頭を守ることができると思います。よく頭を木々にぶつけることがありますので、必ずかぶりましょう。
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水分(時期や所要時間によりますが、冬は2L、夏は4L程度)
水分はかなり重要です。山の中で脱水症状になると、命にかかわります。そのため、必要以上の水分を持っていくことは必須です。おすすめは、水とお茶をそれぞれ持っていくことです。
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食事(割りばし忘れないでね。)
登山は消費カロリーが大きくなるため、食事はとても大切なものとなります。フルマラソン等で「しゃりばて」という言葉を聞いたことはありませんか?エネルギーが足りなくなりすぎて、体がうまく動かなくなることです。そのようなことを避けるため、通常摂取するカロリーよりも多くのカロリーを摂取するようにしましょう!また、食事を準備する際は、割りばしを忘れないようにしてください!私は、カップラーメンを山の中で食べることが好きなため、よく持っていきます。買いだめして持っていく際、ついつい忘れがちなのが、割りばし!何度も忘れ、そこらへんに落ちていた枝を箸として利用したこともありました、、、くれぐれもお忘れなく。
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補給食
食事同様、カロリー摂取のため必要なものです。塩分や糖分を取るために、チョコレート等を持っていきましょう。
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ザック(リュック)
荷物を持っていくために必要なものです!せっかく買ったものですから、皆さんにお披露目していきましょう。
中学校の理科で、標高が100m上がると0.6℃(天気によりますが、、、)と習ったことがありますよね?登山は、標高が上がることを楽しむスポーツのため、どんどん寒くなります。日本で一番高い富士山は3,776mもあり、頂上付近の気温は、単純計算で22℃平地より低くなります。そのため、夏でも頂上付近は冬の外気温と同じです。また、山の天候は変わりやすいため、低体温症にならないためにも、上着は必須です。
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応急処置用具(消毒液、カットバン)
登山は、けがをしやすいスポーツのため、応急処置ができる準備はしておきましょう。私は、転倒して足を怪我して何針か縫った経験もあります。まずは、怪我しないように安全確保に努めてください。
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着替え、サンダル
汗などで濡れたまま過ごすと、風邪をひきますので、すぐに着替えましょう。また、下山後は、登山靴からサンダルに履き替え、解放感を味わいましょう!
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タオル、ティッシュ
汗などをかいたときにふけるようタオルを持参しましょう。また、ティッシュは、万が一の場合に備え、用意しておきましょう。ティッシュは、ふつうのものではなく、自然に帰る生分解性のものを使用しましょう。登山家の心得として、ごみは出さないを!
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ヘッドライト
けがなどで、当初予定していた下山時刻よりも遅くなることがあります。そのため、万が一に備え、ヘッドライトを準備しておきましょう。
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手袋
転倒時の怪我への備え、行動時の手の保護のため、手袋を用意しましょう。軍手よりもガーデニング用の手袋がおすすめです。
■必要に応じてあるとよいもの
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雨具(かっぱ)
急な天候不順に備えて
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スパッツ(足首)
靴に入ってくる砂利の侵入を防ぐ
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温泉セット
このために登山をしているといっても過言ではない。
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ポイズンリムーバー
念には念を。一番嫌いなのはへびです。
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クッカー
登山に楽しみを追加!
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ガスバーナー
登山においしさを追加
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コーヒー 等です
最高にうまい!
私は、登山熱マックス期は、上記の荷物を常にザックの中に準備しており、いつでも出発できるようにしていました。
最初の登山で不安な方は、参考にしてみてください!
では、まったり~!