前回は、引っ越し時のインターネット手続きについて、書いてみました。
今回は、水道を利用するにあたっての手続きについて、書いていきたいと思います。手続き自体は簡単ですが、引っ越しをする場所により、水道の種類が異なり、手続きも変わってきますので、ご注意くださいませ。今回は、上水道を利用する場合で大分県を例に話をしていきたいと思います。
【準備することについて】
まずは、現在の契約内容を確認する必要があります。そこで、下記の書類を手元に準備し、契約内容を確認します。
①お客様番号(検針票等に書いてある。)
②契約者氏名・電話番号・生年月日
③現在の水道利用住所
④引っ越し先の水道利用住所
⑤退去日
これらの情報を準備したら、引っ越しの1~2か月前を目安に、お住いの自治体及び引っ越し先の自治体へ連絡をします。
【引っ越し前の物件での手続き】
引っ越しをする際には、住んでいる家の閉栓手続きをしなければなりません。そのため、お住まいの自治体の上下水道部に連絡をしましょう。
①お客様センターに連絡をする。
②中止の申し出もしくは水道使用中止届を提出
お客様番号、現住所、移転先住所、契約者氏名、連絡先、料金精算方法の選択を伝え、退去日を申し出る。停止後に精算をするにあたり、案内の送り先が必要なため、新住所が定まる前の場合は、郵便局にて転居届を出しておくのがよい。
③退去後に、業者が閉栓。
④精算。
【引っ越し後の物件での手続き】
新たに住み始める場合、事前に水道使用開始届を出しておく必要があります。そのため、水道使用開始の1週間から1か月前までに、引っ越し予定の自治体上下水道部まで連絡をしましょう。
①お客様センターに連絡をする。
②水道使用開始の申し出もしくは水道使用開始届を提出する。
使用開始日時、契約形態(個人or法人)、住所、電話番号、契約者氏名、生年月日等を伝達する。
③業者が開栓
④支払開始
※同一市内での転居については、簡易的な手続きで完了する場合がありますので、お住いの自治体に確認をされてみてください。
※水道には、通常の上水道のほか、簡易水道や井戸水などを利用している場所があります。水道の引き方により、手続きや料金体系が異なりますので、入居前に事前に確認をしておきましょう。
以上が、引っ越しにおける水道の手続きについてでした。基本的に水道は開・閉栓の際、立ち合いがいりませんが、個人宅やオートロック式の賃貸物件の場合は、立ち合いが必要なこともあるようです。引っ越しが決まったら、速やかに連絡をしてみましょう。
では、まったり~!