だつりょくまんのブログ

ゆったり、まったり、、、

【お金の話】貯蓄型金融商品 FP3級試験勉強 お金を貯めるすべはたくさん!どれになさいますか?

 こんには、だつりょくまんです。前回は、金融商品に関する法律について、書いてきました。

datsuryokuman.hatenablog.com

 今回は、貯蓄型金融商品について、書いていきたいと思います。一緒に勉強を頑張っていきましょう!

 貯蓄型金融商品とは、元本(当初預けた金額)が保証される預貯金のことです。銀行や信用組合に預けるお金を預金、郵便局や農協に貯えるお金を貯金といいます。

【固定金利と変動金利

 固定金利は適用金利が変わらないこと、変動金利は一定期間ごとに適用金利が見直されることをいいます。運用をする場合には、金利の上昇局面では変動金利型、金利の下落局面では固定金利型の金融商品が有利だとされています。

【利率と利回り】

 利率(金利)は「元本に対する利子(利息)の割合」のことです。通常は1年当たりの金利である年利を指します。利回りは「特定の運用に対する収益を1年当たりに換算したもの(年平均利回り)」のことです。預貯金の利子は、利子所得として、20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)の源泉分離課税となります。

【単利と複利

 利子には、単利と複利があります。

 単利は、元本に対して利子を計算する方法のことで、満期時の元利合計は、次の計算で求められます。

元利合計=元本×(1+年利率×預入期間)

 複利は、途中で支払われていく利子も元本に含めて、その時点での「元本+利子」を元本みなして利子計算をする方法で、利子が付く期間によって、1か月複利、半年複利、1年複利などがあります。満期時の元利合計は、次の計算で求められます。

半年複利の場合:元利合計=元本×(1+(年利率/2)の(年数×2)乗

1年複利の場合:元利合計=元本×(1+年利率)の年数乗

【貯蓄型金融商品の種類】

銀行の金融商品流動性預金(満期がなく、出し入れ自由な預金)

普通預金

 変動金利で半年ごとに利子が付く

貯蓄預金

 変動金利で半年ごとに利子が付く。一定額以上の残高があれば普通預金よりも金利が高い。決済機能はない(公共料金引落としはできない)

無利息型普通預金

 決済用普通預金ともいう。無利子の決済用口座。カード、通帳で引き出し振込可能。預金保険制度により全額保護

当座預金

 無利子の決済用口座。小切手、手形の振り出しが可能で出金は必ず小切手。預金保険制度により全額保護

通知預金

 まとまった資金を短期間預けるための預金。一定の据え置き期間があり、引き出す際には事前に銀行に通知する必要がある。

銀行の金融商品②定期性預金(満期がある預金)

スーパー定期

 固定金利。預入期間が3年未満なら単利型。3年以上なら単利型と半年複利型の選択可。中途解約は中途解約率を適用。

大口定期預金

 預入金額1,000万円以上。固定金利の単利型で、金利は店頭表示金利を基準として銀行との相対(交渉)で決定。

期日指定定期預金

 固定金利で1年複利。1年間の据置期間経過後は最長預入期日(3年が一般的)までの任意の日を満期日にできる。

ゆうちょ銀行の金融商品流動性貯金(満期がなく、出し入れ自由な貯金)

通常貯金

 変動金利で半年ごとに利子が付く 

通常貯蓄貯金

 変動金利で半年ごとに利子が付く。一定額以上の残高があれば通常貯金よりも金利が高い。決済機能はない(公共料金引落としはできない)

振替貯金

 無利子。送金や決済利用に特化した貯金。預貯金保険制度により全額保護

郵貯銀行の金融商品②定期性貯金(満期がある貯金)

定期貯金

 預入期間を指定して預け入れる貯金。固定金利。預入期間が3年未満なら単利型。3年以上なら半年複利型。中途解約は中途解約利率を適用

定額貯金

 固定金利で半年複利。利子は満期一括払い。6か月の据置期間経過後はいつでも解約できる

※ゆうちょ銀行への預入限度額は、通常貯金1,300万円、定期性貯金1,300万円で、計2,600万円まで。

信託銀行の金融商品

金銭信託

 信託銀行などが利用者にかわってお金を管理・運用する金融商品。変動金利。元本補てん契約がないものは預金保険制度の対象外。

※2009年1月1日以降に最後の取引があり、そこから10年以上取引のない預貯金は、休眠預金になる。休眠預金になっても、金融機関で手続きをすれば、解約して「元本+利息」が引き出せる。

 

 以上が、貯蓄型金融商品についてでした。預貯金の利子にかかる税金として、所得税などが源泉分離課税されています。そのため、別途申告する必要はありません。また、商品には、利子の種類や性質が異なるものがたくさんあるため、自分のライフスタイルに合った貯蓄性商品をご活用してみてください。

私は、普通預金1本です。

 

 では、まったり~!