だつりょくまんのブログ

ゆったり、まったり、、、

【お金の話:投資】投資についてpart4

前回は、投資のリスクについてお話しました。

datsuryokuman.hatenablog.com

今回は、その中でお話をした分散投資について書いてみたいと思います。

分散投資について

リスクを減らす方法の一つに分散投資があります。分散投資には、「資産・銘柄」の分散や「地域の分散」などのほか、投資する時間(時期)をずらす「時間(時期)分散」という考え方があります。それぞれの分散方法ついて、詳細を書いていきたいと思います。

■資産・銘柄の分散について

 投資対象となる資産や、株式等の銘柄には様々なものがありますが、それぞれの資産・銘柄は、常に同じ値動きをするわけではありません。例えば、一般的に、株式と債券とでは、経済の動向等に応じて異なる値動きをすることが多い(例えば株式が値上がりするときには、債券が値下がりする等)と言われています。こうした資産や銘柄の間での値動きの違いに着目して、異なる値動きをする資産や銘柄を組み合わせて投資を行うのが「資産・銘柄の分散」の手法です。

 こうした手法を取り入れることで、例えば特定の資産や銘柄が値下がりした場合には、他の資産や銘柄の値上がりでカバーする、といったように、保有している資産・銘柄の間で生じる価格変動のリスク等を軽減することができます。

 なお、投資信託の中には、投資信託の運用者(ファンドマネージャー)が、様々な資産や地域を対象に投資を行う「バランス型」のものもあります。投資信託は、ファンドマネージャーにお金を預けて、その運用を任せる仕組みのため、こうした種類の投資信託を購入すると、様々な種類の資産を選択して自分で投資を行わなくても、購入した投資信託ファンドマネージャーを通じて、「資産・銘柄」や「地域」を分散させることが可能です。

■地域の分散

 投資対象の資産や株式等の銘柄に様々なものがあるのと同様に、投資する対象が存在する地域も日本には限られません。したがって、投資対象の資産や銘柄の価格は、投資の対象となっているものが存在している国や地域の状況、為替変動などによって、様々な値動きをすることになります。

 そこで、こうした投資対象地域の性質による値動きの違いに着目して、異なる状況にある地域の資産や銘柄、通貨を組み合わせて投資を行うのが「地域の分散」の手法です。国内と国外、あるいは先進国と新興国のように、異なる国・地域の資産・通貨を組み合わせて投資を行うことで、例えばある地域の経済状況の変化等によって、保有している特定の資産・銘柄が値下がりした場合には、他の資産や銘柄の値上がりでカバーする、といったように、保有している資産・銘柄の間で生じる価格変動のリスク等を軽減することができます。

■時間(時期)の分散

 「資産・銘柄の分散」や「地域の分散」で見てきた通り、個々の資産や銘柄はその性質に応じて様々な値動きをします。そこで、一度に多額の投資を行うのではなく、積立投資信託のように、少額・定期定額で投資を行うことで、時期による値動きに応じて、価格が高い時期には少なく、価格が低い時期には多く投資を行うのが「時間(時期)の分散」(ドル・コスト平均法)の手法です。

 「時間(時期)の分散」の手法を採用すると、経済の動向等によって、高い価格で投資を行う時期と低い価格で投資を行う時期が生じることになりますが、長い目で見ると、一回当たりの投資価格は平準化されていくため、短期的な急な値下がりなどが生じても、それによって生じる損失の程度を軽減することが可能になります。

 

 このように、リスクを分散することで、資産を増やす可能性が高まります。企業なども株価を下げたいと思って営業をしている会社はほぼいません。そのため、しっかりとした会社であれば、長期的には成長してきます。そのため一時的な社会情勢の影響に耐えうるよう、分散投資をして資産を増やしていきましょう!

 

では、まったり~!