だつりょくまんのブログ

ゆったり、まったり、、、

【旅行の話】海外旅行の準備について(パスポートの取り方)part2

 こんにちは、だつりょくまんです。前回は、海外旅行の準備について、書いてみました。

datsuryokuman.hatenablog.com

 今回は、その中でもパスポートの取得方法について、書いていきたいと思います。制度が令和5年3月27日から変更となっていますので、ご注意ください。

【パスポート(旅券)について】

 海外旅行に出かけるときは、必ず旅券(Passport)が必要です。それは、旅券が日本人であることを証明してくれるほぼ唯一の国籍証明書であり、保護要請の役割を果たす文書でもあります。自分の存在について、なんの根拠もない海外で、自分が日本人であり何者であるかを具体的に証明できる、唯一の手段となる大切な書類です。

 そのパスポートは、10年有効一般旅券と5年有効一般旅券の2種類があります。有効期限10年の旅券の発給等を申請できる年齢は、18歳以上と決められています。。

 では、手続きはどのようになるのでしょうか?新規で作成する場合と更新手続きの場合で異なりますので、注意が必要です。また、申請の窓口は各市区町村となっていることが多いです。しかし、一部取り扱いがない自治体もありますので、注意が必要です。お住いの市区町村窓口にて確認を行いましょう。

【新規でパスポートを作成する場合】

申請方法(窓口)について

 近隣の市区町村窓口に行き、手続きを行います。その際、必要な書類もありますので、事前に準備をしてから行いましょう。

提出するもの

・一般旅券発給申請書

 市町村の旅券窓口に申請書が置いてあります。

・戸籍謄本(全部事項証明書)※6か月以内に発行されたもの

 令和5年3月27日までは、戸籍謄本または戸籍抄本の提出が必要でしたが、法改正により、現在は、戸籍謄本(全部事項証明書)のみの取り扱いとなっていますので、ご注意ください。

※同一戸籍の家族の同時申請の場合、戸籍謄本を共通で使用できます。ただし、そのうちの一人が受理できない場合は、残りの申請も受理できなくなりますので、ご注意ください。

※未成年者の申請の場合は、養子縁組、両親の離婚等で申請者の戸籍謄本で親権者(法定代理人)を確認できないときは、親権者の戸籍書類等を追加で提出が必要な場合あり。

・6か月以内に撮影した写真

 旅券に申請にあたり提出する写真は、国際民間航空機関(ICAO)の勧告に基づき規格があります。縦45mm、横35mm(その他写真制限あり。)のサイズで容易に人物特定できるもの、申請者本人のみが撮影されたもの、縁なし・無背景・無帽で正面を向いたもの。私は、証明写真の機械で撮影して無事に通りましたが、一部の方はエラーが出ることから、写真館などで人に撮ってもらう場合もあるようです。

(不適当な写真例:前髪等が目にかかっているもの、椅子等背景があるもの、平常の顔貌と著しく異なるもの、幅の広いヘアバンド等により頭部が隠れているもの、照明が眼鏡に反射したもの、頭髪のボリュームが大きく顔の面積が小さいもの、カラーコンタクト等を装着し本来の瞳の色と異なるもの)

・本人確認ができるもの

 申請者の確認ができる運転免許証など。

1つでよいもの:日本国旅券(失効後、6か月以内のものを含む)、運転免許証(仮運転免許証含む)、船員手帳、海技免状、住民基本台帳カード(写真付き)、マイナンバーカード、官公庁職員身分証明書、身体障害者手帳(貼り替え防止がなされている写真付き)

2つ以上必要:健康保険証の被保険者証、共済組合証、介護保険被保険者証、国民年金・厚生年金等の年金手帳など、、、

以上のものを準備して、窓口にて手続きを行います。受け取りまで8日程度かかりますので、その場では引換券をもらい帰ります。引換券に記載された旅券の発行予定日に、申請した窓口に行きます。

旅券の交付(受取)

 基本的に、市町村窓口では、申請日を含めて8日目以降(土日祝日、休日、年末年始を除く。)の交付となるため、余裕をもって申請する必要があります。

 また、必ず申請者本人が旅券窓口に行く必要があります。乳幼児でも窓口に行かなければ受け渡しができないため、注意が必要です。受け取りの際は、申請した窓口での交付となり、収入印紙、収入証紙ほか引換所が必要です。

 さらに、受け取りに来られなかった場合、発行の日から6か月を過ぎると、その旅券は、失効になり、失効になった場合、次回の申請時に誓約書などの提出が必要になりますので、注意が必要です。

旅券発行手数料

10年旅券(18歳以上):16,000円(印紙:14,000円、証紙:2,000円)

5年旅券(12歳以上):11,000円(印紙:9,000円、証紙:2,000円)

5年旅券(12歳未満):6,000円(印紙:4,000円、証紙:2,000円)

記載事項変更:6,000円(印紙:4,000円、証紙2,000円)

 

パスポートの新規取得は以上です。

【パスポートを更新する場合】

 申請内容は、上記に加え、取得したパスポートを持っていきましょう。

【オンライン申請について】

 令和5年3月27日からパスポートの電子申請が始まりましたオンライン申請手続きでは、マイナポータル上からマイナンバーカードで本人確認を行い申込を行います。オンライン申請ではパスポートの受け取り手続きのときのみ本人が窓口に行く必要があります。オンライン申請時、新規・有効期限が切れた旅券の方は、郵送にて戸籍謄本を送付する必要があります。

申請の流れ

1、スマートフォンでマイナポータルアプリにログインする。

 パスポートの受取窓口を選択

2、画面の案内に従って、手続きを行う。

 自身の顔写真の撮影、署名の撮影、申請者情報(氏名、本籍など)の入力。

3、申請データを提出する

 データ提出前にマイナンバーカードやパスポートの読み取りを行い、署名用電子証明書を付与し、申請データを提出する。

4、パスポートの受取と手数料の支払い

 パスポートの交付予定日は、マイナポータルに通知されます。必ず交付予定日から6か月以内に受け取ってください。

※まだ一部自治体のみの運用となりますので、お住いの自治体に確認された方が良いと思います。

 

 以上が、パスポートの取り方についてでした。海外旅行に行く際に、必ず取らなければいけないパスポート。はやめに準備をして、旅行を思いっきり楽しみましょう!

 

 では、まったり~!