だつりょくまんのブログ

ゆったり、まったり、、、

【お金の話】生命保険の保険料 FP3級試験勉強 資格取得に向けて頑張り中。生命保険は何となく入ってしまいます。

 こんにちは、だつりょくまんです。前回は、保険の基礎知識について、書いてきました。

datsuryokuman.hatenablog.com

 今回は、生命保険の保険料について、書いていきたいと思います。その前に。生命保険の基本用語について、学んでおきましょう。

【生命保険の基本用語】

契約者:契約を結ぶ人。保険料を支払う人

受取人:保険料や給付金、年金などを受け取る人

保険料:契約者が保険会社に払い込むお金

被保険者:その人の生死・病気・ケガなどが保険の対象となっている人

保険者:保険金を支払う者。主に保険会社

保険金:被保険者の死亡、高度障害、または満期までの生存によって、保険会社から受取人に支払われるかお金

解約返戻金:保険を中途解約したとき、保険会社から契約者に払い戻されるお金

給付金:病気やけがで入院屋手術した時に、保険会社から支払われるお金

特約:主契約(基本となる契約)に付加して契約する保険

生存保険:被保険者が満期まで生きていたときに支払われる保険。年金保険など

生死混合保険:死亡や高度障害では死亡保険金が、満期まで生存していたときは生存保険金が支払われる保険。養老保険など

金融サービス提供法:金融サービスの提供に関する法律。保険商品の販売に当たって、元本欠損のリスク等の重要事項の説明を義務づけた法律

媒介:保険募集人が保険契約の勧誘を行い、保険契約の成立は保険会社の承諾による形態。保険募集人は保険会社と契約者の媒介をする

代理:保険募集人が承諾をすれば、その保険契約が成立する形態。保険募集人は保険会社の代理となって、契約できる

※「金融商品販売法(金融商品の販売等に関する法律)」は2021年11月に「金融サービス提供法(金融サービス提供に関する法律)」として施行された。

【生命保険料の算定の原則】

 生命保険の保険料は、大数の法則と収支相等の原則に基づき、3つの予定基礎率(予定利率、予定死亡率、予定事業率)で算出されます。

大数の法則:数多くのケースを見れば一定の法則があること。(男女別死亡率、年代別死亡率等で予測して保険料を算定する。)

収支相等の原則:保険会社の収入(保険料総額)と、保険会社の支出(保険金総額)が等しくなるように保険料が算定されていること。

予定死亡率:過去の統計に基づく男女別、年齢別の死亡率。予定死亡率が高いほど、保険料は高くなる。(一般的に死亡率は男性の方が女性より高いため、死亡保険の場合は、男性の方が保険料が高くなっている。)

予定利率:保険会社が見込んでいる運用利回り。その分を割り引くため、予定利率が高いほど、保険料は安くなる。

予定事業費率:保険会社が事業を運営するのに必要な費用の保険料に対する割合。予定事業費率が高いほど、保険料は高くなる。

【配当金】

 保険会社では保険料の収入が実際の支出を上回った場合、3つの差益(3利源)が出ることがあります。これを契約者に還元するのが配当金です。

死差益:実際の死亡率が、予定死亡率より低くなった場合に生じる利益。

利差益:運用による実際の運用収益が、予定利率に基づく収益より多くなった場合に生じる利益。

費差益:実際の事業費が、予定事業費率によって見込まれた事業費を下回った場合に生じる利益。

 配当の有無で分類すると、保険は、下記の3種類に分けられます。

有配当保険:死差益、利差益、費差益から配当が支払われる。

準有配当保険:利差益のみから5年ごとに配当が支払われる。

無配当保険:配当金が支払われない。

【保険料の構成】

 保険料は、純保険料と付加保険料に分けられます。また、純保険料には、死亡保険料と生存保険料があります。

純保険料:保険金を支払う財源。予定死亡率、予定利率をもとに算定。死亡保険料(死亡保険金を支払う財源)と生存保険料(満期保険金を支払う財源)がある。

付加保険料:保険の運営・維持費用。予定事業費率を基に算定

 

 以上が、生命保険料についての説明でした。生命保険の勉強をするまでは、どのようにして保険料を決めているかも知りませんでした。大数の法則や収支相等の原則というものに則って保険会社は運用しているため、万が一に備えて入るかどうかは個人の置かれた立場などで検討してみましょう。独身でフリーランス(フリーター)となった私は、現在入っていません。今後生活スタイルが変化した際に考えていきたいと思います。

 

 では、まったり~!