こんにちは、だつりょくまんです。本日お話しする山は、長野県伊那市と山梨県北杜市にまたがり、全国にある駒ヶ岳を名乗る山のうち、もっとも高い甲斐駒ヶ岳。出会いがあった山でもあります。
今回は、その様子について、書いていきたいと思います。
【登山の概要】
山:甲斐駒ヶ岳(日本百名山)、双児山 縦走 長野県伊那市、山梨県北杜市
日時:2023年9月1日(木)9:04~15:25
所要時間:登山口~1時間20分~双児山山頂~2時間~甲斐駒ヶ岳山頂~3時間1分~登山口
天気:快晴
眺望:良し
難易度:★4つ(5つのうち)
登山口:北沢峠Google マップ(ただし、登山口までは自家用車禁止のため、バスで行く必要があります。)
トイレ:登山口にあり(協力金あり)
駐車スペース:400台(駐車料金が1,000円かかります(5日以内。5日を超えるときは5日までごとに1,000円。現金のみ。))
登山者:1名(体力は中の下)
他の登山者:数百名
標高:甲斐駒ヶ岳 2,967m、双児山 2,649m
【登山の内容】
日本百名山であり、全国に駒ヶ岳を名乗る山のうち最も高いのが甲斐駒ヶ岳。南アルプス北端の名峰です。
北沢峠登山口までは、自家用車の侵入が禁止されており、バスに乗っていく必要があります。そのため、南アルプスバスに乗るべく、仙流荘横にある駐車場に自家用車を駐車し、バス営業所で往復のバス乗車券を購入し(キャッシュレス決済対応)、バスで北沢峠まで行きます。バスは普通の路線バスと異なり、観光バスのような感じで、各山々や自然を紹介してくれます。
北沢峠は、標高も2,000mを超えるため、獲得標高も他のルートと比較して、少なっています。北沢峠でトイレ休憩をして、双児山縦走ルートから出発。皆さん別のルートで登るのか、ほぼ誰からも追い抜かれず追い抜かずで、登っていけました。
甲斐駒ヶ岳は、急登ルートも選べるため、上半身を使った登山を楽しむことができます。ただし、方向音痴の方や高所恐怖症の方は、別ルートで迂回することをおすすめします。
今回の登山では、お知り合いができたこと。日帰り組でペースも近い方や、少しお手伝いをした方と話をしながら下山をすることができ、登山らしい楽しみ方ができました。この山は初心者でも登ることができますが、バスの営業時間が決まっているため、しっかりと計画を立てたうえで、あまり自信がない方は山小屋泊をするなど、安全に過ごしてください。
【登山の詳細】
8:00 南アルプス林道バスの状況です。平日に関わらず、とても多くの方がいらっしゃいます。
8:07 運行時間表です。平日は便数が少ないため、気を付けて下さい。また、時期によって便数が増えますが、時刻表をしっかりと見て、計画を立てましょう。正直、時間通りにバスに乗れると思わない方が良いです。翌日は、1時間半程度バスを待ちました。
8:57 北沢峠に到着。1時間弱で到着します。
8:58 北沢峠にトイレがあります。トイレ協力金が必要です。
8:59 分岐があります。仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳や長衛小屋等いろいろなルートがあります。
9:04 登山開始。双児山縦走ルートを選択!
9:07 北沢峠~双児山コースです。
9:14 分岐発生。右の双児山方面へ進む。
9:43 二合目到着。地道に歩みを進める。人がいないため、熊に遭遇しないかびくびくしながら進みます。
10:24 分岐発生。
10:26 小さく双児山山頂と書いてある。思わずパシャリ。
10:27 双児山山頂から甲斐駒ヶ岳を眺める。きれい。
11:07 甲斐駒ヶ岳と空!快晴で透き通っている。
11:09 分岐発生。甲斐駒ヶ岳方面に進む。
11:10 駒津峰に到着。
11:22 かわいい植物をパシャリ!
11:32 分岐発生。直登ルートを進む。方向音痴の人、体力に自信がない方、高所恐怖症の方は直登ルートではなく、トラバースルートを選びましょう!
11:47 シャリバテ予防で、軽食タイム。これまでにないほどのパンパン具合!
12:24 甲斐駒ヶ岳山頂に到着。快晴のため、良い景色。
12:24 祠のようなものあり。
12:25 下山開始。富士山がくっきり近くに見えます!木曽駒ヶ岳よりもかなり近い。二日連続でこんなにくっきり富士山が見えるとは、かなり珍しいらしい。
12:29 分岐発生。駒ヶ嶺を経て北沢峠方面へ進む。(直登ルートではない。)
12:34 道が複数あるが、赤い札が道を示してくれる。
12:44 分岐発生。諸事情により時間が押したため、寄り道をせず、下山方面を進む。
12:54 六万石方面に進む。
12:59 直登ルートとの分岐点に戻ってくる。左に進む。その後、再会などで少し、時間を使いました。仙水峠方面に進む。
14:33 仙水峠に到着。仙水小屋方面に進む。
14:57 きれいな沢がありました。山小屋付近には、水場もあり冷たくておいしい水を飲むことができます!
15:20 長衛小屋の近くまで戻ってきました。まもなくです。
15:25 北沢峠に帰ってきました。なんとか終電の16:00に間に合う便で帰ってこれました。
15:45 こもれび山荘の様子です。素敵な人との出会いがありました。無事にバスに乗れて下山しました。
【登山後のおまけ】
登山後の温泉は、長野県伊那市にある信州高遠温泉「さくらの湯」に行ってきました。この温泉は、正直あまり期待せずに入りました。しかし、入ってびっくり!嬉野温泉のようなトロトロな泉質で、体がしっとりとします。そのため、温泉から上がった後も、化粧水をすることなく、肌がもちもちの状態でした。
近くに行った際は、ぜひ入ってほしい温泉です!ぜひおすすめです。
以上が、甲斐駒ヶ岳の登山日記でした。天候にも恵まれ、素敵な人との出会いもあり、とても楽しい登山となりました。初心者から中上級者まで楽しめる山ですので、ぜひ皆さんも登ってみてください。
ただし、バスの時間などもあるため、入山は計画的に!
では、まったり~!